Friday 31 October 2014

Tips.45...Fur!

What's a cute asian girl wearing beautiful&pop  fur stall and casual cut-off denim!

my muse, Elina, holding pop and luxery fur item.


ランウェイの上だけ見ているだけじゃ
次のトレンドは見つからない。
ランウェイ周り、つまりオフ・ランウェイのリアルを通じて
「トレンドの芽」なるものを見つける実験、それがこのTipsシリーズ。


オフランウェイでみつけたファーの使い方に
今の気分が象徴されてる、とあたしは個々に来て思い当たる。


つまりファーアイテムのような
ラグジュアリーとか、クラス感なんかが切り離せない
品々にさえも、「ポップ」さ、「軽さ」をしのばせる。

カジュアルウエアのラグジュアリー化の流れと同様
(つまりそれはアドバンスド・コンテンポラリーの流れだ)
ラグジュアリーのポップ化というのは
コインの表と裏のようなもので
本質的には同じ所にフォーカスがある。


**
My trend tips is HERE
Tips シリーズは コチラ


Thursday 30 October 2014

on the street...rue Saint-Honore. Paris.


パリコレのショーの間に少しだけ時間があったので
街をてくてく。

サンノトレ通りで見かけた彼女。

I'm really inpressed with her way of wearing outer,
(It's inner coat of army coat for men!)

なんでもない白いTシャツ、スニーカー。
深いスリット、トライバル・テイストのミニスカート
そして大きな大きなメンズの軍モノコートのインナーを、
そのまま羽織るその方法論。


脈絡のないアイテム同士をチョイスして
統一感がある人を見つけるのは、
街角でのストリートスナップの大きな醍醐味。
(「ランウェイ」やいわゆる「着飾っていく場所」には見られない種類の
センス、というものがそこにはある)



大切なのは、何を着るかではなくどう着るか。

Wednesday 29 October 2014

Bike! vol.2


先の彼女といい、この彼女といい
わりかし結構「本気度高め」のアイテムで
(見たところ、これって実際ほんとうに試合する用のユニフォームかな、と。)
いわゆるトレンド最中のテイストである
スポーツ・テイストにトライしてみるのが
何となく気分だったりする。


Bike women in Paris,vol.2.


(ところで自転車にのりながら
もう一つ自転車を引っ張って帰る、
そのシチュエーションは一体どういう経緯だったんだろう。
この「無理やり」をノンシャランとしてやってる所が
パリジェンヌだな、と思ったり。


Tuesday 28 October 2014

Bike! vol.1

Helthy sexy bike women.

夏の名残、こんがりやけた褐色の肌の
自転車乗りの女の子。


ヘルシーなセクシー、
ナチュラルな魅力。

Saturday 25 October 2014

Kronos X STYLEfromTOKYO




STYLEfromTOKYO will appear on Kronos,
radio show of TOKYO FM as a guest 
at 27th Oct. (7:20am ~)

今月27日の朝のラジオ番組「クロノス」に
ゲスト出演します。(7:20am~)

We talk about fashion and Tokyo culture on this time.
Check it out!

パーソナリティである、
スポーツジャーナリストの中西哲生さんと一緒に
パリコレクションについて、ファッションのトレンドについて
お話ししています。


Thank you!
ありがとうございました!

Friday 24 October 2014

on the street...Marais, Paris.

デニムのキャスケット、サルエルパンツ。

無造作だけど、こだわりがあって
独特だけど、普遍的。このバランス感覚。

Thursday 23 October 2014

Vika!

Vika at Valentino.

Vika at Chloe.

You know everyone has some kind of muse 
of fashion,and I have some muse,too.

ファッションにおけるミューズといえば
今回あたしはElizaというすこぶる男前を見つけたのだけど、
ずっと昔から変わらない大好きなミューズがいる。
それがVika。ロシアベースのデザイナー。

one is Eliza (her last images are HERE )
and the other is,,,,Vika!
She always inspire me,
It's one of my happiness to see and capture her style
during fashion week.

世界的に流れているトレンドなるものと
一線を画したスタイルを毎回毎回見せてくれて
(それは彼女自身のスタイルであったり、
彼女のクリエイションであったり)
会うたびにファッションに対してある種じれったくなる。
(じれったい、というのは渇望ゆえで、
あたしの場合はつまりモチベーションの源でもある)


そのオリジナリティやクリエイティブはいったいどこから
やってくるんだろう、といつか話を聴いてみたいと
思ったりもするのだけど、
いつかの未来の楽しみに取っておきたいような気もする。

Wednesday 22 October 2014

Yahoo! style X STYLEfromTOKYO

It's so honor of me
STYLEfromTOKYO is contibuting with Yahoo! style.
I'll show street style of Japan Fashion Week 
on this time.

Yahoo!styleで今回
東京ファッションウィークの
ストリートスタイルを紹介するページを担当しました。

Check it out& hope you can feel and enjoy 
Tokyo street vibration! 


東京のファッションの魅力をもっともっと
世界に伝えていきたいと思います。


ページはコチラ
HERE is the link.

Thank you!
ありがとうございました!


Monday 20 October 2014

on the street at night...Paris


It's so happy to see Mr.Izumi,
director of Desperado,
select shop in Shibuya.

パリの夜。
パレ・ロワイヤルの駅の前。
バカラのオブジェの前で待ち合わせたのは泉さん。
新しい才能を見つける目利き、
デスペラードのディレクター。
パリでディナーのお誘いを受けるあたしは幸せ者だ。

We had a dinner at Paris together
and enjoy talking.
He told his background of fashion(so fun!)
,his fantastic eye of catching new and strong talent of fashion,
and passion of fashion.
I'm so impressed with it, so I hope to share my experience
of this fun night through my monthly page at FIGAROjapon.


彼との会話で一番心に残ったフレーズ、
「ご縁」。それはとても古風であると同時に
あたしには新しい考え方だったりして。

When you drop in bookshop,check it out!


彼とのディナー、その物語は
今日発売中のFIGAROjaponで。

FIGARO japon X STYLE from TOKYO

 My monthly page at FIGAROjapon is out on 20th Octoberr.
That is
'Tokyo street news by Rei Shito.'

FIGAROjaponでの連載、
「シトウレイの東京ストリートニュース」
が発売されています。



Do you know Mr.Izumi, director of Desperado,

select shop in Shibuya?
He has amazing eye to catch new talent of fashion.
Check it out about his story (P53)

今回は才能を見抜く目利きとして名高い
デスペラードの泉さんにまつわる物語。
彼の「目利き」における一つのこだわり、その理由。(P53)


also, now I was captured at Tokyo fashion snap page,too
(P19)

また今回パリ、ニューヨーク、ミラノ東京のスナップを集めた
「完全保存版スナップブック」の東京のページ
「広がるファッショニスタの輪、東京おしゃれピープルリレー」
で1番手をしています。(別冊P19)

Check it out!
ありがとうございました!

Saturday 18 October 2014

between the show

Stylish (ikemen)photographer Koo between the show.

ショーが始まったその時間が
あたしたちフォトグラファーの休憩時間。


Friday 17 October 2014

after the show...Moncler Gamme Rouge

Finished her work at Moncler gamme rouge,
and on the way to go back her home.


ショーがはねた後のモデルさん。
容姿端麗、完璧な身体に
ナップサックのこの気取らなさ。

Thursday 16 October 2014

Tips....Pants.

at JACQUEMUS.
I like this relax and mode pants style!

at comme des garcon.

at IRIS VAN HARPEN.
What's a beautiful silhouette it is.love!


パンツ3選、
それぞれの趣味思考、文化背景、そういったものが
それぞれのスタイルに投影される。



Wednesday 15 October 2014

on the street...Marais.Paris.

スナップ_パリ_ストリート_コレクション_スナップ_1013
What's a cool women with shaved head!

とにかく方向音痴なわたしは
sacaiのショーの会場を間違えていて。

I feel there are many cool women in Paris more than Tokyo.
that's why I love Paris!


ほぼ半べそで正しい場所へと向かう途中に
偶然みかけたクールなマダム。
躊躇(ためら)いつつも踵を返して声をかけ、撮らせてもらう。


別れ際、「Nice day」ってマダムが声をかけてくれる。
(おそらく酷い顔をしてたあたしを見かねたのだろう)
低くて、優しい声。


さっきまでの投げやりな気分は雲散霧消、
幸せな気分で会場に走る。


ちょっとした優しさが
街のいたる所にあふれてる。
パリっていうのはそういう街だ。

Tuesday 14 October 2014

Elina!


Elina at Acne.


Elina at Dior.

今回のパリの収穫の一番に挙げられるのは
なんといっても彼女に出会えたその事。
あたしの新しいミューズ、エリザ!

For me,it was so lucky to meet Elina,
artistic director of Kabuki,
select shop in Malais
at Paris fashion week on this time.

洋服それぞれのチョイスももちろん
着こなし、その方法論に毎回感動してしまう。


I really impressed with her  elegant 
and strong style, so stylish!

コートはちょっと肩を外して着たり、
軽くスカートに噛み込ませる、厚手のニットの着方であったり、
些細な所に洗練がある。

yes,now she's new muse of my
like Vika ,Michiru, and Akko!

ものを見る目と
バランスをとる感覚、
着こなす身体。
センスというのは総合的な結晶なのだ。

Sunday 12 October 2014

GINZA X STYLEfromTOKYO

STYLEfromTOKYO is contributing wit Ginza magazine on this issue.


今発売中のGINZAで「東京のかわいい」についてコメントしています。

How do you think about 'kawaii'?
You can catch and feel  many aspect of 'kawaii'
through many Tokyo fashionista and culture experts.


「かわいい」という言葉のさすものについて10代から50代まで
沢山の分野の人に質問したページ。
STYLEfromTOKYOの感じる(時としてカメラのレンズが動いてしまう)
ヒト、モノ、コトについてお話させてもらいました(P145)。


Check it out(P145)
Thank you!

ありがとうございました!

Saturday 11 October 2014

Present !


IFI X STYLEfromTOKYO トレンドセミナーの受講券を
いつもこのサイトを見てくれている、応援してくれている皆さんに
プレゼントしたいです。(10名様)

セミナーの内容はコチラ


メールタイトルに
「IFI X STYLEfromTOKYO セミナー申し込み」
と書いてもらい、
本文に
①名前、②住所、③連絡先電話番号、④職業、⑤メッセージを
記入いただき

stylefromtokyo3@gmail.com



までお送りください。先着順です。
当選者には追ってご連絡のメールをさせてもらいますね!


みなさんに会えるのを楽しみにしています。


※締め切りました。ご応募ありがとうございました!




Friday 10 October 2014

IFI X STYLEfromTOKYO

I'm so exciting to announce
STYLEfromTOKYO will have a trend seminar 
at 5th November with IFI.

今回、IFIさんにお声がけ頂いて
トレンドセミナーを開催することになりました。
きっかけは、IFIさんが、
わたしのTipsシリーズを面白がってくれた事にさかのぼります。

(IFIさんというのは、次世代のファッションビジネスの人材を育成する学校です。
詳細はコチラ

It's about trends from Paris Fashion Week 2014s/s.
You can check runway hot topics  and
offf-runway real street trend
through this seminor with us.


トレンドがうまれるのは、ランウェイだけではない昨今。
オフ・ランウェイ、つまりストリートから生れる新しい流れというものがある。
トレンド、そしてトレンドのその「次」を見つけるには
ランウェイ、オフ・ランウェイ、両方見て聞いて知っておく必要がある。

「両方をカバーできる新しい形のセミナーをやりたい!」というIFIさんの意向は
Tipsでやってきていた事とフィットして
今回のセミナーの開催になりました。


ランウェイからのホットトピックは、
ファッションの目利きであるGINZA編集長・中島さんにお願いをしました。
あたしは、あたしの持ち場のストリート、オフ・ランウェイを担当します。
Tipsシリーズをさらに進化拡大、より詳しく紐解いていこうと思っています。

We invite special guest teacher ,Atsuko Nakajima, editor in chief of Ginza magazine,
and special contents from ANREALAGE.

スペシャルゲストとして、今シーズンパリコレデビューを果たした
ANREALAGE森永君が、何かしてくれることになりました。

ファッションを好きなあなたに。
ファッションを生業としているあなたに。

ランウェイ、オフ・ランウェイの両方から
ファッションの「今」を伝えることで、
仕事や毎日のヒントになれば、と思っています。
そして何より、ファッションの楽しさを届けられたら、と思ってます。


details:
DATE:5th(Wed) November
TIME: 19:00-20:30 (door open 18:30)
VENUE: Edo-Tokyo museum   
for more info, check it out HERE

詳細:
日程:2014/11/5(水)
時間:19:00-20:30 (開場 18:30)
場所:江戸東京博物館 地図
お申し込みなどその他は コチラを参照ください。


We're looking forward to see you!
Thank you!

We have a large number of applications,
so now we stop proposals. thank you so much (28th Oct 2014 )

深まる秋、
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

※おかげさまで満員御礼になりました。
お申し込みいただいた皆様、ありがとうございます。 ありがとうございました!(2014/10/28)

Tips.44 Turtleneck!






ランウェイの上だけ見ているだけじゃ
次のトレンドは見つからない。
ランウェイ周り、つまりオフ・ランウェイのリアルを通じて
「トレンドの芽」なるものを見つける実験、それがこのTipsシリーズ。



パリ、オフランウェイでまず見つけたのはタートルネック。
あごの下まですっぽり覆う
あたたかく、たっぷりとしたボリューム感の。


**
My trend tips is HERE
Tips シリーズは コチラ

Thursday 9 October 2014

at place vendome...Paris.

Sooooo cute fashionista 
wearing KENZO pink sweatshirts.


ショー会場から次の会場の移動中、
偶然みかけたマドモワゼルは
とびきり可愛いファッショニスタ。

Wednesday 8 October 2014

on the street...Palais de Tokyo, Paris.

ちょっと前、あたしは一人の紳士から
「tipping point」という言葉を教えてもらう。
分岐点、というか何かが飛躍的にのびる瞬間、
はじけるそのタイミングを指す言葉。

How dandy he is!

生きてきた軌跡が
顔や佇まいに反映されるのって
一体いつくらいからなんだろうな、と思う。
(個人的には最近に
「もう少ししたら味が出るんだろうな」
って顔つきの男の人に出会うことが多かったりする。)
これも一つのtipping point。

それまでの経験や知識が、
外見に反映される瞬間を迎えるまでに
やれること、やるべきことを考える。


Tuesday 7 October 2014

R25 X STYLEfromTOKYO

STYLEfromTOKYO is contributing wit R25.
I share about how to edit photos 
at Instgram.

It's HERE (sorry only in Japanese!)
Check it out!


R25で
「有名インスタグラマーに聞く!写真編集術」
iPhoneにプリインストールされている写真編集機能や
Instagramの写真編集機能を使って
簡単にできる編集ポイントをコメントしています。

記事はコチラ

before the show...Valentino


Do you remember this picture I shoot before?
It's HERE.
For me,they're best couple in the world.so beautiful and warmly.


この二人、覚えてる?
最後に撮らせてもらったのはこの一枚。

こんなにも強く優しくしっかりと
結びつきあっている二人をあたしはほかに知らない。

腰に優しく添えた手は
彼女を守る、というよりも
より強く美しく一歩先へ進むためへの
後押しするためのものなのだろうな、と思うと
何だか感じいってしまう。
(実際彼女が男前なのは、
彼がそばにいる安心が、
彼女をアクティブに、強く進む原動力になっているのだろう)


自立した彼と彼女の関係性。
二人が、二人でいる理由。




Monday 6 October 2014

after the show...Valentino



Hello again, Hanneli!


ショーも終わって
バックステージから出てきたところのハネリに会う。
彼女の場合ショーの前後のオフ・ランウェイで
「撮られる」ことが仕事でもある。

(そのブランドの服を着て
実際ストリート・スタイル・フォトグラファーに写真を撮られる事はすなわち
複数のメディア及び有力SNSを通じての露出になるので
ブランド・プロモーションの一環として「影響力がある人」に
服を着てもらうことが多い。

「影響力のある人」というのは段々とバリエーションが広がってきていて
かつては女優さんやアーティストさん、所謂「芸能人」が多かったのだけど、
そのうちエディター、スタイリスト、モデルのような「ファッション業界での有名人」にも広がり、
ウェブ・マーケティングに意識的なブランドやメゾンでは
今は彼女のような「個人で名前が立っているブロガー、SNSでフォロワーの多い人」
に拡大をしている。

メゾンの服に「自分なりのセンス」をトッピングした着こなしは
ファンタジーとリアリティの間をつなぐ橋渡し的な意味を持つ。
彼女はその先達だ。

This romantic flower dress is Valentino. 


ショーも見終わり、テントから出る。
今から撮影ラッシュが始まる前に
小さなバックから手鏡を出し
手早く髪を整えて、口紅を引きなおし、準備万全。
さぁ行くわよ、の所で一枚。


**
ハネリに関しての詳しくは ココに以前残したのだけど
やっぱり「着ること」を楽しんでる彼女は
実際最高だと思う。

Sunday 5 October 2014

on the street...Rue Sait-Honore. Paris.

Hello,Paris, my fav city!

セグウェイ・デートの途中の二人組。
大人が本気でバカなことを(公然と、そして堂々と)
やれるのも、この国ならでは、だと思う。

It's time to start to share
my journal and photos I shoot
during  Paris fashion week.

パリで出会った人、もの、事。
沢山の刺激と感動と、琴線に触れる景色や出来事。

今日からSTYLEfromTOKYOは
パリコレ・ストリート特集です。


Hope you like it as well as Tokyo one!

違った場所に飛び込む楽しさ(不安も無いわけではないけれど)、
チャレンジすることで得られること。
パリは毎回、挑戦です。
今回は、何を掴み取ることができるのだろう、
何を伝えることができるのだろう、考えながらの10日と少し。


楽しんでもらえれば。
そしてファッションを好きだ、と感じてもらえれば、と思います。

Saturday 4 October 2014

at back stage...ANREALAGE vol.5

「光があれば、影がある。
影があるから、光がある。
光は洋服を白く染め、
影は洋服を黒く染める。
光に影を。影に光を。
光は消えても、その影が消えないように。
影は消えても、その光が消えないように。」

森永くん、かっこよかったよ。
ちょっと、すごく、かっこよかった。

**
今回のテーマ「SHADOW(邦題:光)」の成功は
これを読んでるあなたはきっと
どこかで見聞きしているだろうから
それについてはここでは触れない。



**
彼が旅立つ前の彼の一枚は コレ

at back stage...ANREALAGE vol.4





木漏れ日、
透かしたレースの美しさ、
フェンスの向こうに落ちた影、
おうとつの見せるシルエット。

あたしたちの回りには、小さな美しさで満ち満ちている。

新しい何かを探すよりも
身近にあるものを見かえしてみて、慈しみ、愛で、感謝するという事。

アンリアレイジ、という姿勢から
そして服を通して気がついたのは
あたしにとっては、そのことだった。


at back stage...ANREALAGE vol.3






バックステージ、
カメラに写る写真を見ていて気がついた、
テーマである「SHADOW」の意味を。
物事から生まれる「影」をデザインしはじめたのだ。

物事には必ず影が生まれる。
光が当たり、注目されるのはそのもの自身で
側に寄り添う影に目を配ることはない。

アンリアレイジのコンセプトを思い出す。
「神は細部に宿る」
見逃してしまいがちなこと、注目されないだろうその部分に
注目し、光を当てるのが彼のやり方。


ずっと側にいるのに見のがしていた
「影」の美しさに光をあてる。
本体の傍らに寄り添っていた「美しさ」を
本体に取り込む逆転発想。

Friday 3 October 2014

at back stage...ANREALAGE vol.2







今回のテーマは「SHADOW (邦題:光)」。

アンリアレイジのこの10年に作り上げた
素材や技法やすべてのテクニックがこのコレクションに集約されてる。
10年分がぎゅう、と凝縮されたその上に
何を彼は積み重ねようとしているのかは、
この時のあたしにはまだ掴めない。

撮ってる最中、
10年分の記憶と思い出が頭の中を
行ったりきたりする。
初めて行った展示会、
いつかのショーに鳥肌がたったこと、
いつかのシーズン気を揉んだこと、
あの地震の後、ショーを開催した時のこと、
ショーの前(決まって深夜か早朝だ)にやってくる、いつもの長い「決意文」。

「しかと、見てください」の閉めの文章に返す言葉は
「しかと、見るね」。
今回の挑戦を、見届けるために
あたしは今、ここにいる。